「水分をあまり摂っていないから、お通じの調子が悪いのかも」――便秘気味のとき、水分不足を思い当たる方は多いのではないでしょうか。実際、水分は便のやわらかさに関わるとされ、毎日のお通じを支える土台のひとつです。
本記事では、便秘と水分の関係を断定を避けて正確に整理したうえで、1日の水分補給の目安、昔から知られる「朝コップ1杯の水」の習慣、水分とあわせて見直したい生活習慣、そして受診を考えたい目安までを解説します。
便秘と水分の関係|便の大部分は水分でできている
便の大部分は水分が占めているといわれています。体内の水分が不足すると、腸の中で便から水分が吸収されて便が硬くなり、出にくくなる場合があるとされています。つまり水分不足は、便秘の要因のひとつと考えられているのです。
ただし、便秘の背景には食物繊維の不足、運動不足、生活リズムの乱れ、ストレス、加齢、薬の影響などさまざまな要因があり、「水分さえ摂れば必ず良くなる」と言い切ることはできません。それでも、水分補給はお金も手間もほとんどかからず、今日から見直せる土台です。まずはここから整えていきましょう。
1日の水分補給の目安|こまめに1.2リットル
国土交通省の「健康のため水を飲もう」推進運動によると、飲み物から補いたい水分の目安は1日およそ1.2リットルです。コップ1杯(約200ml)を、起床時・毎食・お茶の時間・入浴前後・就寝前といった生活の節目に分けて飲むと、無理なく届く量です。
一度にたくさん飲んでも、からだが一度に活かせる水分には限りがあるといわれています。「まとめて飲む」より「こまめに分けて飲む」が基本です。また、キンキンに冷えた水を一気に飲むとお腹の負担になる場合があるため、常温や白湯など、自分のお腹に合う温度を見つけましょう。
昔から知られる「朝コップ1杯の水」の習慣
お通じのリズムづくりの定番として昔から知られているのが、起床後にコップ1杯の水を飲む習慣です。就寝中に失われた水分を補うと同時に、朝の胃腸に「1日の始まり」の合図を送るイメージです。
厚生労働省の健康情報サイト「e-ヘルスネット」でも、朝食をきちんと摂ることを含めた規則正しい生活習慣が、排便のリズムに関わるものとして紹介されています。「朝の1杯→朝食→トイレの時間の余裕」をワンセットの朝習慣にすると、リズムづくりに取り組みやすくなります。
- 起床したら、まずコップ1杯(約200ml)の水か白湯をゆっくり飲む
- 朝食を抜かず、できるだけ毎日同じ時間帯に食べる
- 朝のトイレの時間に余裕を持てるよう、少し早起きする
- 行きたくなったら我慢しない(我慢の積み重ねもリズムを乱す要因とされる)
水分とあわせて見直したい生活習慣
水分補給の効果を活かすためにも、次の生活習慣をあわせて見直すことがすすめられています。
| 習慣 | ポイント |
| 食物繊維を意識した食事 | 野菜・果物・海藻・きのこ・豆類・穀物などをバランスよく |
| 適度な運動 | ウォーキングなど、からだを動かす習慣を無理のない範囲で |
| 規則正しい生活リズム | 食事と睡眠の時間をできるだけ一定に |
| トイレを我慢しない | 特に朝は時間に余裕を持って |
便秘対策は「これだけやれば良い」という一手がなく、水分・食事・運動・リズムの合わせ技が基本です。その中で水分補給は、最も手軽に今日から始められる一歩といえます。
飲み物の選び方|主役は水・白湯・麦茶
- 基本は水・白湯・麦茶などのノンカフェインの飲み物
- コーヒーや緑茶などカフェインを含む飲み物には利尿作用があるとされ、それだけに偏ると水分補給としては非効率
- アルコールは利尿作用で水分を失わせるとされるため、水分補給にはならない(飲んだ日は水を1杯プラス)
- 糖分の多い清涼飲料の飲みすぎは、別の面でからだの負担になるため控えめに
冷たい水が合う方も、常温や白湯が合う方もいます。続けられる温度・飲み物を見つけることが、水分の土台づくりでは何より大切です。
こんなときは医療機関へ
受診の目安
便秘が長く続く、便に血が混じる、強い腹痛や吐き気をともなう、急に便通の状態が変わった、体重が減ってきた、市販薬を常用しないと出ない――こうした場合は、生活習慣の見直しだけで様子を見ず、内科・消化器内科などの医療機関に相談してください。持病のある方・服薬中の方・妊娠中の方は、水分の摂り方も含めて主治医に相談を。また、心臓や腎臓の病気などで水分制限の指示がある方は、必ずその指示を優先してください。本記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断・治療を行うものではありません。
朝の1杯を「飲みやすい水」で|水の種類と海洋深層水
毎朝のコップ1杯、そして1日1.2リットルのこまめな補給。続けるものだからこそ、飲みやすい水を選ぶことが習慣化のカギになります。水には、水源や製法によっていくつかの種類があります。
| 種類 | 主な水源・製法 | 特徴 |
| 水道水 | 河川水・地下水などを浄水処理 | 法令に基づく水質基準で管理され、安価で手軽に利用できる |
| ナチュラルミネラルウォーター(天然水) | 特定水源の地下水 | 採水地によってミネラルの構成や硬度が異なる |
| RO水(純水) | 逆浸透膜(ROメンブレン)でろ過 | 不純物とともにミネラルもほとんど除去される |
| 海洋深層水 | 水深200m以深の海水を取水し脱塩処理 | 低温で清浄性が高く、ミネラルバランスに特徴がある |
一般に、硬度の低い軟水はクセが少なくやわらかい飲み口のため、常温でも白湯にしても飲みやすいといわれています。毎日続ける1杯には、この「飲みやすさ」が意外なほど効いてきます。
海洋深層水という選択肢
海洋深層水とは、一般に水深200メートルより深い層から取水される海水のことです。太陽光が届かない深海では表層に比べて水温が低く保たれ、清浄性が高いことが知られています。
出典:海洋深層水利用学会
海洋深層水の原水には、海水と同程度のおおむね3.4%前後の塩分が含まれていますが、市販の海洋深層水飲料は、逆浸透膜や電気透析などの脱塩処理を経て、食品衛生法に基づく清涼飲料水の規格に適合した状態で流通しています。
例えば、伊豆赤沢沖・水深800mから採水された「Body Friendly Water」は、硬度40mg/Lの軟水に仕上げられた海洋深層水100%ボトルドウォーターで、クセがなくやわらかい飲み口が特徴です。2Lボトルをキッチンに常備して、朝の1杯と日中のこまめな補給に。毎朝の習慣づくりの相棒としてどうぞ。
便秘と水分に関するよくある質問
最後に、便秘と水分について疑問に思われやすいポイントをQ&A形式で整理しました。
Q1. 水をたくさん飲めば便秘はよくなりますか?
水分は便のやわらかさに関わる大切な土台とされていますが、それだけで必ず変化するとは言い切れません。食物繊維・運動・生活リズムとあわせて見直すのが基本です。つらい状態が続く場合は、医療機関に相談してください。
Q2. 朝の1杯は冷たい水と白湯、どちらがよいですか?
どちらでも構いません。大切なのは毎朝続けることです。冷たい水の刺激が合う方もいれば、お腹が冷えやすい方には常温や白湯が向きます。自分のお腹と相談して、心地よく続けられる温度を選びましょう。
Q3. コーヒーを飲むとお通じがある気がしますが、水分補給になりますか?
朝のコーヒーが合図になっている方もいますが、カフェインには利尿作用があるとされるため、水分補給の主役には向きません。コーヒーは嗜好品として楽しみつつ、水分の土台は水・白湯・麦茶で確保しましょう。
Q4. 高齢の家族が便秘気味です。水分で気をつけることは?
高齢の方は、のどの渇きを感じにくく食事量も減りがちなため、そもそも水分が不足しやすい状態です。時間を決めてコップ1杯ずつ飲む仕組みをつくり、汁物なども活用しましょう。状態が続く場合や心配なときは、かかりつけ医に相談してください。
まとめ|「朝の1杯+こまめな1.2リットル」を土台に
水分は便のやわらかさに関わるとされる、お通じの大切な土台です。起床後のコップ1杯から始めて、1日およそ1.2リットルをこまめに。そこに食物繊維・運動・規則正しいリズムを重ねるのが、便秘に向き合う基本の形です。長く続く場合や気になる症状があるときは、早めに医療機関へ相談してください。
毎朝の1杯の相棒に、伊豆赤沢沖・水深800mから採水した「Body Friendly Water」はいかがでしょうか。硬度40mg/Lでクセがなくやわらかい飲み口の軟水です。気になった方はまずお試しください。
初めての方も安心。単品購入・定期便のどちらも選べます。
- 水深800mから採水した海洋深層水
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